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先週末、鹿児島にてこの方とカメラに収まりました。
意外に、あぁと驚く方です。

茂住修身さん
大東文化大学の二期後輩に当たります。

そうです。
「令和」の文字を揮毫された方です。
嬉しい事に、こんなにも気さくで話し易い人だったとは・・・。
私が書道部でもないのですが、運良くこの夏から大学同窓会
鹿児島支部長を仰せつかり、毎年開催される「大東書展」に
茂住さんも特別出展され、懇親会にお呼ばれさせて頂きました。

奇しくも、「平成」の文字を揮毫された河東純一さんも我が大学の
先輩である事に、誇りを感じます。

17日18日と沖縄にて、JBN・全国工務店協会 九州沖縄ブロック会議出席の為
沖縄に行って来ました。

九州担当理事という事もありますが、取引先もあり有効な時間を過ごす事が出来ました。
九州各地区の連携団体30社が集い、熱い討議となりました。
建設キャリアアップシステム、大工能力評価制度、工務店の見える化評価制度、登録基幹
技能者(建築大工)講習など、今から必要とされる制度等でありながら、働き方改革と
どう向き合うかは、大きな弊害にもなり兼ねず、予定していた時間を大幅に超えて討議
しました。

討議の後は、沖縄料理を古民家で頂き、討議の延長戦が延々と泡盛で行いました。
呑めば本音が聞けて、それを全体の理事会で揉むという立場、酒飲みも本腰でした。

翌日、取引先にご案内頂き、約300年前の沖縄の代表的な豪農の住まい見せて頂きました。
國も重要文化財に指定され、大きな珊瑚石の「ひんぷん」には感動しました。
創建でもコンクリートで創りますが、中々石には敵わないですねぇ!

離れを備えた豪農の住まいは、今に通じるものをたくさん感じて帰る事が出来ました。
沖縄での住まいづくりに寄与出来る想いと、創建の進んでいる方向に間違いない事を
確認出来た沖縄出張でした。

先々週14日に、香川県三豊市の金丸工務店御一行様をお迎えして、
弊社最新作2棟、上棟現場、姶良市借上げ住宅、モデルハウス等の
見学をして頂きました。
まずは、7月お引き渡しした重富駅前のH様邸では、こんなにも写真 
撮られるのか状態で、施主家族もビックリ!
そして二軒目は会社近くのY様邸、ここはご両親の住まい、叔母様の住まい
おじいさまの家、お姉さまの家と身内だけでも5軒目の住まいを手掛けさせて
頂いたところで、地元に根を下ろして来た事を実感させて頂いた住まいです。
ここでも、やはりプロの面々で写真撮り捲り!

そして、創建モデルハウス&離れを見学。
小さい工務店が、精一杯の背伸びをして、創建の「家創り」する想いを
感じて頂きました。

運良く、当日は大安吉日の良き日、姶良駅近くでショッピングモールのお隣に
その通りだけでも三軒目の住まいU様邸上棟でした。
香川流と違う上棟の作法にて、上棟の餅まきも経験頂きました。

実は、この法被は、創建のものも金丸工務店様のものも同じ会社で作成したもの
金丸工務店の藤田社長のご紹介頂いたご縁でした。
お互いを高める情報交換は、中々地元では出来ないですが、全国に仲間的な
同じ想いを持つ工務店同士にて、いい意味のお付き合いも出来ています。

表記の通り、日経ホームビルダーに全4ページに渡り掲載頂きました。
6月の「新建ハウジング」に続く全国版の掲載ですが、大それた事をやった気はないですが、
全国から見れば画期的だった事を取材を受けて感じる次第です。

さて、今回の取材には、地元行政から担当所轄である建築住宅課課長も応じて頂き、
性能の良さは、課長自ら話して頂きました。
基本要件では、設計住宅性能評価を取得する事が条件であり、性能には制限がありませんでした。
所謂、評価を取っていれば、等級1でも問題無しでした。

それでは、住まわれる方々の光熱費も上がる事や、耐震に備えがない事などの不安が目に見えており、
創建では当たり前の標準仕様である断熱等級、耐震等級、劣化等級を全て最高等級を取る方法で
施工する事とした事が公営住宅では活気であったようです。

併せて、行政が一括で大きな予算を6世帯の為に準備するのではなく、創建が借入を起こし、完成させ
行政に貸すという方法(民間PFI)を取った事で、箱物行政に大きなメスを入れた事で、国・県からの
補助金無しで出来る事で、行政を圧迫しない事も画期的であったというお墨付きを頂きました。

これから先も、創建一社で遣るのではなく、地元建築業者とも連携して、お互い切磋琢磨していく事も
話しています。

昨年、国交省により大臣個別認定を取得していた、鹿児島の厄介者である
シラスを使用した「シラスコンクリート」による個人住宅編
只今工事も佳境を迎えています。

型枠等は鹿児島ピカイチの会社様にお願いしているものの内部には
創建の得意とする地場産の木材をふんだんに使用しています。

そもそも、シラスと云っても聴き慣れない方々の為にちょっと触れますと
活火山の爆発した時の堆積したもので、水捌けが物凄く良く、山にある場合
地面に直角に切り立ててないと、雨で簡単に崩れる代物・・・・。

しかし、その有効性を基に、昨日まで開催されていた甲子園の土には
このシラスが利用されています。

という事は、住まいに使った際に、きめ細やかな粒子のおかげで、実に滑らかで
良く詰まったコンクリートの壁が出来るという事です。
専門的に良く「羊羹」みたいなつるつるの表面となるのです。

出来上がりが来月下旬、非常に楽しみです。
鹿児島大学大学院建築学専攻の教授及び学生とのコラボであり、中々の建物
出来上がりそうです!

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